不当表示の民主党は営業停止、商品回収すべき 小榑雅章

去年の秋のことですが、「リーボックが19億円支払い 運動靴性能で不当表示」という新聞記事があったことを、覚えておいででしょうか。
去年9月29日の共同通信の記事は次のような文面でした。
「米連邦取引委員会(FTC)は28日、スポーツ用品大手のリーボック・インターナショナルが、同社製の運動靴を『履いて歩くだけで通常以上の運動効果がある』などと宣伝していることが不当表示に当たると指摘し、リーボックが2500万ドル(約19億円)を支払うことで合意したと発表した。
  問題とした運動靴は、『イージートーン』や『ラントーン』の商品名で販売。靴底を膨らませて不安定感を出すことで、歩いた時に脚やお尻の筋肉が引き締まる効果があると宣伝しており、日本でも人気が高い。」
運動靴も「よく走れる」とか「洒落てる」などというセールスポイントとは違った全く新しい美容の機能性を謳った製品だったので、強く印象に残った運動靴でした。ところが、その運動靴が「不当表示」だとして19億円も違反金?を支払ったということに、えらいことだ、ウソをついてはいけないな、とてつもなく高いツケを払うことになる、と思いました。
これはアメリカのことですが、不当表示がいけないのは、日本でも同じで、当然だめです。
製造年月日を偽ったり、外国産の牛肉を松坂牛と表示して売ったら、これは間違いなく犯罪です。包装に「純粋はちみつ」と書いてあるのに調べたら水あめが混ぜてあったり、栗羊羹と書いてあるのに、栗が全く入っていなかったら、これも大ウソつきとして不当景品類及び不当表示防止法で処罰されます。
不当表示とか優良誤認表示、有利誤認表示とか法律上はいろいろ言われますが、要するに、ウソをついて売りつけたり買わせたりしたら、法律違反で発売停止とか商品回収とか、罰金とかの罪に問われるのだ、ということは、小学生でもみーんな知っていることです。
ところで、平成21年8月30日に衆議院議員総選挙が行われ、民主党が大勝利、自民党麻生内閣にかわって、鳩山政権が誕生しました。
民主党がなぜ勝利したのか。自民党にうんざりしていたとか、麻生さんが失言をしたとか、自民党のネガティブキャンペーンが失敗だったとか、いろいろ理由はあるでしょう。
しかし、最も大きな理由は、民主党の掲げた国民への約束、マニフェストであることは間違いありません。
商品を買うときに包装に書かれている産地や効能や賞味期限の日付をみて買います。
選挙の投票(いわば商品の購入)も、マニフェスト(包装表示)を吟味して投票します。
もう一度2年9か月前の民主党のマニフェストとその後の現状を見てみましょう。
* 「コンクリートから人へ」八ッ場ダム建設中止 →建設再開、凍結の新幹線着工へ
* 高速道路無料化 →実験後中止
* ガソリン暫定税率廃止 →廃止はやめて税率そのまま
* 普天間飛行場国外に、少なくとも県外 →沖縄県内
* 議員定数80議席削減 →実現せず
* 公務員人件費2割削減 →実現せず
* 消費税は引き上げない →身命を賭しても実現へ?
どれもこれも、表示違反の不当表示です。国民との約束で選挙に勝ち、政権の座に着けたのに、その国民との約束は何一つ守らない。こんなウソがまかり通っているのはおかしいです。
そんなことは、政治にはよくあることだよ、目くじら立てるだけ損だ、と言われることは承知の上で、なお目くじらを立てようと思ったのは、4月30日、ワシントンでの野田首相の次の発言です。
「何人たりとも党員なら従ってほしい。消費税増税賛成は、当然だ。党の方針通りまとめることに何の迷いもない」
マニフェストでは、消費税は上げないと言っている。そのほかの国民との公約も、どれもこれも、一言の言い訳もなく完全に反故にしておいて、党内のいわば私的な約束は絶対まもるべきだ、という発言は、まったく国民をばかにしているとしか思えません。国民との公約より党内の決定の方が上位概念だとしたら、民主主義そのものが成り立たない。
消費者庁の不当表示に対する罰則を見ると、不当表示の民主党は、商品回収や発売停止で営業停止。議員活動そのものが出来ないはずですよ。






スポンサーサイト
プロフィール

magazinehaniwa

Author:magazinehaniwa
ブログ雑誌埴輪へようこそ!
埴輪同人 宇治敏彦・小榑雅章
連絡先
 magazinehaniwa@yahoo.co.jp

最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
FC2カウンター
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR