愉快な広報仲間たちの卒業会  宇治敏彦

湯島天満宮(湯島天神)参集殿で「お江戸場所 卒業祝賀会」と題する地方公務員3人の定年退職を祝す会合が4月中旬にあって出席した。約60人の広報関係者が全国各地から集まってきた。3人の公務員は岩手県雫石町の米沢一好さん、群馬県大泉町の岩瀬寿夫さん、福岡県福津町の黒田俊彦さんで、いずれも今年60歳でお役所を「卒業」する広報担当経験者だ。
 以前、「埴輪」にも「広報の神様」加藤透さん(秋田県男鹿市)の卒業会のことを書いたが、どうして広報関係の公務員って、こんなにも仲が良く、広報担当からはずれてもポストに関係なく集まってくるのだろう? なかには成長した息子さんを連れてきた鳥取県鳥取市の元広報ウーマン・浜崎厚子さんもいた。元内閣報道室長の近藤卯一さん(日本広報協会元幹部)や広島県でレモン農園を経営している峠哲夫さん(同県大崎上島町の元広報マン)らもやってきた。かく言う筆者も以前から日本広報協会(会長・石原信夫元官房副長官)のアドバイザーとして地方自治体の広報広聴にかかわってきた一員だが、多くの公務員に取材で接してきた一ジャーナリストとしての印象からすれば、プライベートでもこんなに本音ベースで付き合う公務員は「広報」経験者以外にいないかもしれない。要するに肩書に関係なく裸の人間同士としてバカ騒ぎできる仲間たちなのだ。
 もちろん、その背景には世話好きの渡邊昭彦さん(日本広報協会幹部)という男の存在も無視できないが、広報仲間の田上富久長崎市長(彼も長崎市の広報担当だった。改選期の市長選に重なったので今回は欠席)は、こんなメッセージを寄せていた。
 「『出会いは奇跡』と言いますが、全国の広報仲間との出会いは、まさに奇跡のようなものでした。今も続く素晴らしいご縁をいただいたことに改めて感謝します」
 湯島天神には何回か参拝したことはあるが、その参集殿には初めて入った。料理はイタリアンで天神様とは違和感があったが、なかなか美味だった。アルコールは各地の広報パーソンが持参した自慢の地酒や焼酎で飲み放題。ドラマー&ボーカル、ギター弾き語り&ハーモニカのシンガーソングライター、清家みえ子さんの演奏あたりまでは祝辞も含めて、まあまあまともな「卒業会」だったが、その後は席も乱れでぐっちゃぐちゃ。年長の近藤さんや小生はお先に失礼したが、一行は2次会にホテル泊で、翌朝は江戸東京博物館見学というスケジュール。山崎利男さん(福島県須賀川市)から5月9、10日に開く「第27回すかがわ国際短編映画祭」においでくださいと誘われた。「世界一小さな映画祭」が売りだという。いつか訪ねてみたい。
 それにしても、こうした人間関係はいつまでも大事にしたいものだ。仕掛け人の渡邊氏は「こんな集まりも、今回が最後かもしれませんが」というのだが⋯―。
 
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