福島原発の放射線量をレントゲンと比べていいのか 小榑雅章

枝野長官などは、放射線や放射線物質の量を説明するとき、必ず、胸のレントゲンの5分の1とか胸部CTスキャン1回分の5分の1程度だから、ただちに健康に影響を及ぼす数値ではない、冷静な対応をお願いしたい、などと説明する。新聞もテレビもこれをうのみにして、同じような発表をしている。
しかし、これはとんでもない間違いだと主張している医師たちがいる。
「…こうした中で看過できないことは、テレビをはじめとする報道機関が、原発の放射能汚染の危険をレントゲン撮影の放射線量と比較するキャンペーンをしていることです。ウラン、プルトニウム、セシウム、ヨードなどの放射性同位元素による原発汚染の危険性を無視することは容認できません。…」(核戦争に反対する医師の会)http://blogs.yahoo.co.jp/cyoosan1218/53536374.html
筆者のにわか知識で補うと、レントゲン(エックス線)は電磁波であり、原子力発電などのウラン235やプルトニウム239の原子核が核分裂したときに出る粒子線ではない。粒子線というのは、今問題になっているウラン、プルトニウム、セシウム、ヨードなどの放射性同位元素を含んでおり、これが空気中に出れば大地も海も放射能汚染をしてしまう。空気中にばらまかれると放射能の粒子を吸い込んでしまう可能性がある。最も恐ろしい違いはこの点で、吸い込んだ放射能は、体内に入るとずっとどままって内部被ばくをつづける。セシウムの半減期は30年、プルトニウムの生物学的半減期は数十年だという。つまり体外被曝しかおこらない電磁波のレントゲンと内部被ばくの可能性のある原発汚染の粒子線は、同じ放射線といわれ単位も同じシーベルトだが、両者はまったく違うものだ。この両者をさも同じものとして比較している詐術的言辞を見過ごすことができないと、注意を喚起しているのである。
にわか勉強のお粗末な知識だから、正直、これが正しいのかどうかわからない。大新聞やテレビなどもCTやレントゲンと比較して報道しているのを見ると、当然検証はしているのだろうが、もし上記の医師たちの意見が正しいのだとしたら、枝野大本営発表もマスコミも、国民を欺いていることになる。
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