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「洗敬人書展」を見て  宇治敏彦

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「遊心」村田朗暢(第一回洗敬人書展パンフレットより)

 私の勤務先である東京新聞で著名人を招いて講演会やシンポジウムを開くとき、必ずといっていいほど司会をお願いする女性がいる。前田和美さん。結婚しているので村田和美さんとも。この人は多彩で元気な才女である。小唄の師匠で日舞もする。書道もなかなかで何回も公募展に入選している。先ごろ銀座の鳩居堂画廊で女性三人の書家による第1回「洗敬人書展」(後援・東京新聞、日本教育書道芸術院後援)を開くというので見に行った。書道家としての号は村田朗暢。書家の大渓洗耳さん(故人)から指導を受けた女性たちで、村田さんは8点出品していた。「心に太陽を持て」(ドイツのフライシュレン作)などの詩もあったが、私が気に入ったのは「遊心」という2字の薄墨作品。「遊」の書き出しが大きく滲んでいるところが良い。いかにも遊び心という感じがする。
 この書を見ていて思い出した書があった。小島碧雲(本名・小島孝一、毎日書道会参事、故人)という書家の「海山潤味」という書である。「海」の書き出しが、やはり大きく紙からはみ出すように滲んでいて印象深い。書は王義之の漢字のように非の打ち所がないものも素晴らしいが、書き手の自由な発想や技法が伝わってくるものも良い。
 六本木のミッドタウンに「鈴波」という粕漬けの焼魚を食べさせてくれる名古屋の店がある。昼夜1200円前後で旬の魚に一品、黒豆、守口漬などを食べさせてくれるので、休日などは行列ができる人気店だ。その店内に壁面いっぱい小島さんの「海山潤味」が飾ってある。一度ご覧あれ。
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