スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

芥川賞、直木賞に見る女性の活躍   宇治敏彦

 8月23日夜、東京會舘で第149回芥川龍之介賞、直木三十五賞の表彰パーティーが開かれたが、今回も両受賞者は女性だった。日本文学振興会によると、これまでの受賞者は男性251人、女性80人だそうだ。このうち昭和期には男性175人、女性37人と男女比は男性が女性の5倍近くと、文壇の登竜門は圧倒的に男性によって占められていた。しかし、平成になってからは男性76人、女性43人で、その差は約1.8倍に縮まった。特に、この10年では男性18人、女性19人と、女性のほうが上回っている。
 表彰式では芥川賞の藤野可織さんについて選考委員の小川洋子氏が「受賞作の『爪と目』を最初に読んだとき、こんなつまらない作品がと思ったほど、何か裁判記録か官僚の報告書を見ている感じでした。しかし、その淡々とした報告が素晴らしい文学作品になっています」と賞賛した。
 一方、「ホテルローヤル」で直木賞を獲得した桜木紫乃さんについて選考委員の林真理子氏は「桜木さんはラブホテルを経営していたご両親の下で育ち、多感な娘時代にシーツの取替えなど手伝いながら、そこで感じた人間のせつなさなどを温めて作品にされた。今はご主人や息子さんとカラオケに行くのが趣味だそうですが、どんどん作品を書いて欲しい。カラオケなんかに行っている時間はありませんよ」と激励した。
 ちなみに両賞の選考委員18人の性差は男性11人、女性7人という。実力や人気が勝負になっている文学の世界では近年、女性の進出が著しいことを改めて実感した。こうした傾向が政界、官界、経済界にやってくるのは、いつの日であろうか。特に政治家の世界において男女比率が拮抗するようになったら、政治がもっと生活者、庶民に近いものになるのではないかと思うのだが、いかがであろうか。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

magazinehaniwa

Author:magazinehaniwa
ブログ雑誌埴輪へようこそ!
埴輪同人 宇治敏彦・小榑雅章
連絡先
 magazinehaniwa@yahoo.co.jp

最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
FC2カウンター
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。