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文学界の女性パワー  宇治敏彦

 「文壇」とか「文学界」という言葉が今も生きているかどうかは別として、小説を書く人たちにとっては作家への登竜門である芥川賞、直木賞がこのほど150回目を迎えた。公益財団法人・日本文学振興会主催で第150回記念の両賞表彰パーティーが2月20日夜、帝国ホテルで開かれた。
 芥川賞は小山田浩子さんの「穴」、直木賞は朝井まかてさんの「恋歌」と姫野カオルコさんの「昭和の犬」。いずれも女性である。なかでも小山田さんは昨年、女の子を出産。表彰式にもお嬢さんと一緒に出席した。これまでも両賞が女性独占だったケースはあるが、赤ちゃん連れというのは初めてではないだろうか。
 「昨年あった父の一周忌、私は娘を、父にとっては初孫になる娘を抱いて参列した。初めて嗅ぐ線香の匂いの中で、娘は意外なほどすやすやと眠った。娘の頭をなでる父の手のひらを感じ、私は泣くよりも胸を張った」。小山田さんは「受賞のことば」にこう書いている。
 両賞の審査委員メンバーも小川洋子、髙樹のぶ子、林真理子さんなど女性が増えている。ママさん作家は今後どんな作品で私たちを楽しませてくれるだろうか。
 表彰パーティーで日本文学振興会の平尾隆弘理事長は「長年審査委員を務めてくださった渡辺淳一、阿刀田高両氏も今回で退任される。しかし“精神のリレー”は続けられるでしょう」と挨拶していた。日本の女性作家からもノーベル文学賞が出る時代も夢ではあるまい。
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