花森さんの心配・恐れ  小榑雅章

今日、1月14日は、花森安治さんの命日です。
昭和53年、1978年の今日、なくなりました。
私は、亡くなった花森さんのひげをカミソリで剃り、医師から死亡診断書をもらって、荼毘の準備をしました。
その花森さんが、最も心配していたのは、「国とはなにか」ということです。
「国を愛する」とか、「この国のために」とか、まるで崇高な使命感のように語られる「くに」とは、私たち庶民にとって「何」なのか、ということです。
安倍首相は、ことあるごとに「この国のために」と叫んでいます。
今年の「安倍内閣総理大臣年頭所感」でも、「日本を、再び、世界の中心で輝く国としていく。その決意を、新年にあたって、新たにしております。」と宣言をしています。
私たち庶民が、日本という国をいつ輝く国にしてくれなどと頼んだのでしょうか。
「日本を、再び、世界の中心で輝く国としていく」というが、「再び」というからには、以前に「世界の中心で輝いた時代」があったのか、世界の中心だった時代なんてあったのだろうか。それはいつだったのか、聞きたいです。
たしか八紘一宇だとか大東亜共栄圏だとか、世界の中心になるんだと妄想して、この国の民を塗炭の苦しみに落とし込んだ時代がありましたが、まさか、まさか。
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