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鳩山首相とオバマ大統領と普天間問題の責任  小榑雅章

鳩山首相とオバマ大統領の非公式会談で、不信感が拡大した、鳩山はだめだというのがアメリカのマスコミの論調だ、とニュースが伝えられています。
鳩山首相ががんばっても普天間問題の5月末決着は絶望的だそうです。
自民党は嵩にかかって、実現不可能?な案に執着する鳩山首相をなじり、日米関係を損なうと糾弾しています。マスコミも、アメリカが怒っているとか、首相はリーダーシップがないとか、揶揄した記事が目立ちます。
筆者も、鳩山首相の八方美人的態度や希望的観測にはいらいらさせられています。
しかし、根本的なところでは、この頼りない首相にエールを送っているのです。
普天間問題の根本は、何なのでしょうか。
それは、日本にある米軍基地の約75%が沖縄に集中しており、沖縄本島の20%にも達していることではないのですか。沖縄の米軍基地は、住宅や学校の密集する市街地にあります。とくに嘉手納空軍基地は、嘉手納町の面積のほとんど、83%も占有しています。1972年に、「本土並み」の原則で基地の整理・縮小が約束されて復帰したにもかかわらず、基地はほとんど減っていません。
こんなことって許されることでしょうか。国は、こんな非情なことを長い間、黙って知らぬ顔をしてきましたが、無責任極まりない施策だったといわざるをえません。
そんなことはない、日米が協議して、普天間基地の海兵隊をキャンプ・シュアブ(名護市辺野古)沿岸部への移設、在沖海兵隊1万8000人のうち8000人のグアム移転をやっと合意にこぎつけたのだ、その努力を無にするのか。それこそが唯一の実行可能案だ、と自民党もアメリカも言っています。
しかし、それでは沖縄の基地の整理・縮小はゼロではないですか。沖縄の人たちの苦労や念願はなんら軽減されないではないですか。
鳩山さんは、こんなことは許されない、と言ってきました。そしていまも愚直にそう思っているのだと思います。そのために、アメリカとの関係も、ギクシャクしていても、言うことは言おうとしているのだと思います。
同じ民主党でも、世知に長けた物分りのいい人たちなら、早くから落としどころを考えて、発言をあいまいにしてきたでしょう。そして今回は無理だった、といえば、沖縄を犠牲にしたまま頬被りできたでしょう。
日本の国民に問いたい。この国のマスコミにも問いたい。沖縄をいまのまま米軍基地の島にしていてよいのですか。
そうはしたくない、と愚直にがんばっている鳩山首相は、あほでまぬけで、空気が読めなくてリーダーシップのない情けない首相だとさげすんでいてよいのですか。
もう一つ。日米安保条約で日本はアメリカに守ってもらっている。抑止力のために基地提供は不可欠、という意見ですが、この議論がなぜもっとされないのでしょうか。
北朝鮮が攻めてきたらどうする、という議論を本当にするのですか。台湾海峡で交戦状態になったら大変だと本当に思っているのですか。中国の軍備増強が心配だ、というなら、日本は中国に攻められるというのが現実になると本気で考えるのですか。
そういう議論をとことんしないで、この国の人々は沖縄を犠牲にし続けて太平楽を決め込んでいてよいのでしょうか。
筆者は、花森さんから、ジャーナリストは本質を追及すべきだと教えられています。本質を避けて目先の現象だけを追いかけているのは、ジャーナリストとして本物ではない、少なくとも、そうはなりたくないと思っています。
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